7号目を迎える「ぽかん」。11人の書き手が集い、今号も多彩な散文が楽しめる充実した内容です。幼少期の思い出、亡き夫への追憶、ある作家の横顔、文学者の映画エッセイ、ノートから語る創作への想い。そのひとつひとつの文章が、まさにこの雑誌しか持ち得ない特別な空気に満たされています。文を書くということ、本を読むということ、思い出すということ、忘れないということ、そして悼む心。それぞれが独立した文章でありながら、一本の糸につながれたような共通した精神と風景を有した「ぽかん」の世界をお楽しみください。今回は、最初で最後の寄稿となった詩人・片山令子さんの随筆が、そして巻末には片山さんへの想いを綴った編集人・真治彩さん自身の文も掲載され、様々な意味でも深みをともなった号となりました。
執筆者:山田稔 / 片山令子 / 株田和生 / 岩阪恵子 / 郷田貴子 / 高崎俊夫 / 福田和美 / 服部滋 / 渡辺尚子 / 澤村潤一郎 / 真治彩
商品情報 |
制作・発行 | ぽかん編集室 |
表紙 | 片桐水面 |
サイズ | 150mm x 150mm |
ページ数 | 88P |
その他 | 中綴じ冊子 |