山田稔著『天野さんの傘』の刊行にあわせてこんな感想文集が編まれました。制作は雑誌『ぽかん』編集人の真治 彩さん。山田作品の新作を見過ごせぬとばかりに立てられた企画に集うは、いずれも山田文学の熱心な11人の読者たち。「わたしはいかにして『天野さんの傘』を読んだか」が、様々なシチュエーションや心中と共に語りおろされた異色の小冊子です。制作意図も内容もある種非常に狭く私的なものでありながら、ひとつの書物への愛情をただひたすら表現するという、ぽかん編集人らしいユニークさが光るシンプルでミニマムな一冊。ぜひ本家『天野さんの傘』とともにどうぞ。
商品情報 |
編集 | 真治 彩 |
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サイズ | 148mm × 195mm |
その他 | 24P / 平綴じ小冊子 |