商品名思い出す、書き残す 山田稔・黒川創トークイベント記録

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税込 990
(税抜¥900

商品番号 b_lit_bun141

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2022年6月に当店で行われた、作家・山田稔と黒川創のトークイベント。92歳と61歳、京都ゆかり旧知の仲である二人の作家が椅子を並べて語り合う貴重な様を記録として残したく、このたび一冊にまとめました。そのころ相次いで刊行されたお互いの著書『某月某日 シネマのある日常』と『旅する少年』についての見解と感想、共通した周辺の思い出ばなしなど、会場ではこの二人でしか語り得ない話題が尽きず、同時にそれぞれの創作への姿勢も伝わる内容に。映画、旅、少年時代、歩んだ歳月について。楽しげに語り、重きにもさらりと触れ。奇しくも両著書ともに「記憶と記録」「思い出し書き残すという行為」が深く関わっており、その点からも多々興味深い発言が。特に、「現代よりも、過去に生きるほうが幸せだ」とのフェリーニの言葉を挙げながら話す「回顧の人」山田稔さんの語りからは、やはり独特の哲学と滋味が伝わります。そして、終盤には会場に居合わせた編集者・津野海太郎さんも参加し更にトークは発展。薄いながらも、顔を合わせてのイベントならではの臨場感が伝わる一冊になったのではと思います。ぜひ「某月某日」「旅する少年」ともにひもといて、ご一読いただければ幸いです。限定500部。(能邨)
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商品情報
編集発行恵文社一乗寺店
装丁林哲夫
サイズ148mm x 210mm
その他36P、ソフトカバー中綴じ

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