「おいしい料理とは、生きる知恵である。」の理念のもと、料理、旅、ライフスタイル、カルチャー、人物など、DEAN & DELUCAが愛することをとことん語りぬく『DEAN & DELUCA Magazine』。編集長は『暮しの手帖』で編集長を9年間務め、ウェブメディア「くらしのきほん」を運営する松浦弥太郎氏。
今号のテーマタイトルは「チーズと一緒に食べるぶどうはキスの味」。こちらはスペインのことわざです。
朝昼晩問わず、いつ食べてもつまんでもおいしく、塗ったり、刻んで添えたり、削ったり、お気に入りの果物と組み合わせたり、さまざまな表情を持つチーズ。舌の記憶につよく残り続けるその魅力と美味しさについて。
お馴染みの、菓子研究家・福田里香さんによる15種のチーズを使ったアイデアレシピを紹介した巻頭特集をはじめ、鹿児島県鹿屋市に位置する「ふくどめ小牧場」福留洋一さん、DEAN & DELUCAの京都店シェフを務める佐藤美波さんのインタビュー、『THE DEAN&DELUCA COOKBOOK』の創業者であるジョエルとジョルジオ、料理家・デヴィッドによる「料理の楽しさ」を追求した4種のチーズレシピもイラストレーター・谷山彩子さんのイラストと共に生き生きと紹介。ニューヨークで変わらず愛され続けるジューイッシュ・デリ「BARNEY GREENGRASS」の紹介と、刺繍アーティスト兼活動家のダイアナ・ウェイマーさんの生活様式もちらりとのぞき見。今回も豊かでボリューミーな、多角的に見つめる「美味しい料理」が詰まった一冊となりました。