少年少女をモチーフとし、友情やほのかな愛情、動物たちへの慈しみなど、様々な「優しい気持ち」を描いてきた絵本作家アングランドのドイツ語版です。日本ではサンリオのギフトブックのような趣をたたえた小さな本が主なアングランドの作品ですが、本当に愛らしく本当に優しい気持ちになれるポエムな空気が魅力的。テキストはドイツ語ですが、原書の雰囲気はそのままで、可愛らしいミニブックの形がとても素敵です。刊行年は不明ですが、原作が1958年発表なので、それほど間はあいていないかもしれません。古い本ですので、小口のシミ、綴じのゆるさなど若干ありますが、事前にご了承ください。開いて眺める分には問題ありません。