ブラジル在住で、まだ日本では知られていない中南米の手しごとを紹介してくれるオシャラさんが、チリで見つけた馬毛細工(クリン)のブローチです。
馬毛細工の特徴はその「カラフル」さ。染め用の白毛を化学染料で染めますが、とても発色が良く天然毛独特の透明感が引き立ちます。黒毛は染めていないそのままの色で使われます。
細い馬毛を一本ずつ編んで、花、虫、人形、ミニバスケットなどオブジェを作っていくという非常に細かい作業はまさに職人技。でもそんなそぶりも感じさせない大らかで温かい手づくりのぬくもりがあるところがクリンの魅力です。
ひとつひとつ色合いが違いますのでお好みのものをお選びください。留め具はいわゆる普通の安全ピンです。そういう素朴なところもご理解いただける方に。
馬毛細工(クリン)についてオシャラさんのnote記事はこちら
オシャラ「チリの馬毛細工が特異な理由」