本屋で本を買うと入れてくれる紙製の平袋。「毎度ありがとうございます」などの文字が入った昔ながらのなんとない袋ですが、本を守るこのような袋には必要性を感じていました。この度、鞄の中で本を守るオリジナルブックケースをWONDER BAGGAGEと共同開発。雑誌なども収納できる大きめサイズで、小さな文庫本を収納する場合は、紙袋のように口を2つ折りにしても使用可能。蝋引きの厚手の帆布製なので強度もあり、雨からも本を守ります。中の本の角が折れないようマチは最小限に薄く、縫い合わせの端は外側にして内側はフラットなので痕もになりません。素材・ディティールにとことん拘るWONDER BAGGAGEらしい、長く愛用でき、使い込むほどに馴染むブックケースが誕生しました。本好きな方へぜひ。
昔ながらの雰囲気のある図案は、型染作家の関美穂子さん。昔から読書に適しているといわれる三つの余、「夜」「冬」「雨の日」をモチーフに、三つの風景が型染の懐かしい趣のタッチで描かれました。関さんが描いた恵文社の看板のモチーフも「読書三余」。その時、社長にその話を聞いたことが印象に残っているのだそうです。