大正9年に京都に出店、昭和になり京都室町に於いて伝統文化の文様や意匠に出会い、白生地商いから培った意匠を染めてゆく道へと変化してきた「山本仁商店」による、ふんわりてぬぐいの新しいシリーズ「福猫 FUKUNEKO」。その中から、夜長堂デザインの「至福の時間」です。
大正、昭和初期のレトロモダンな図案を復刻し、紙小物、布小物の企画・販売・卸を行う夜長堂さん。すこしシュールな佇まいの眠り猫とトランプが織りなす粋でモダンな図柄を、色や線の表現を細部までとことんこだわり、職人さんと共に鮮やかに再現しました。柔らかなタッチで描かれた猫は、遊んでいる夢を見ているのでしょうか。それとも元気いっぱい遊び疲れて眠っているのでしょうか。