京都・同志社大学の隣にあった名物喫茶店「ほんやら洞」
岡林信康、中尾ハジメらとともに写真家である甲斐扶佐義が1972年に立ち上げ、カウンターカルチャーの拠点として海外にも名を知られ、詩人や学者など多くの文化人や運動家に愛されたアートスペースでもありました。
残念ながら、2015年1月に焼失し全国のファンから惜しまれつつ閉店し幻となってしまいました。そんな「ほんやら洞」の日々を残す写真集が創立50周年を機に刊行されました。その草創期から日常を残した写真群。学者やジャーナリスト、芸術家や哲学者、それぞれのシーンで文化的なものに携わる人々が、大人も子供も猫も交えてボーダレスに立ちるカオス空間「ほんやら洞」とは。
※限定1000部
※印刷にムラがあるものは、火災の際に消火剤をかぶったり水濡れしたプリントを使用している為によるもの。
(原口)