ドイツから届いた子どもたちの写真と愛らしいポエムからなる作品集。「わたしは夢になりたいな」「わたしは蝶々」「わたしは花」…。子どもたちの「なりたいもの」をひとつひとつ聞いて、それらの言葉を写真とともに紹介。ただそれだけなのですが、なんとも言えない叙情性と懐かしさをたたえた不思議な作品です。子どもたちも素敵ですが、やはり少女を題材にした写真集のひとつとして捉えても美しい雰囲気が伝わる、80年代のヨーロッパらしい一冊です。テキストはドイツ語。
表見返しに以前の贈り主によるメッセージあり。それ以外に表と裏の見返しにはかなりのシミがあります(写真で必ずご確認ください)。本文を眺める分には問題ありませんが、ところどころにみられる古書特有のシミやイタミはどうぞ事前にご理解くださいませ。