愛らしい少女アマンダの姿を、優しい文章に載せて綴ったサンリオギフトブックの一冊。「ときどきねこ語といぬ 語を話す」小さなアマンダのふわふわとした一日が甘い空気の中でキラキラと表現される様は、まさに当時の少女向けギフトブックの粋のよう な雰囲気です。もち ろん、写真は西川治。仔猫や犬ともふれあう少女の姿を素晴らしいタイミングでとらえ、見る者の心をつかみます。懐かしのポエムブックのよ うな趣も素敵。ダストジャケットの角に若干の擦り切れあり、他は特に目立ったダメージはありません。
著者:名木田恵子、写真:西川治 / 出版社:サンリオ / 120mm x 198mm / 64P / 1976年初版