伊藤紺さんの歌集「肌に流れる透明な気持ち」や、くどうれいんさんのエッセイ集「桃を煮るひと」などブックデザイナーとしても活躍中のグラフィックデザイナー・アートディレクターである、脇田あすかさんのセルフパブリッシングが入荷いたしました。
いつかのスナップ、対になった写真、記憶のどこかに確かにあった風景にさらりとした文章のモノローグ。
一見すると写真集のように見える本なのですが、片観音という本の造りになっており”片面を開く”ことで内にある文章が現れる特別な仕様になっています。
そして頁をめくる度に1年の歳月がすぎていき、多感な時期である14歳から、デザイナーとして身を立てる現在までを写真とドローイング、そして過去を振り返りながらも今に確実に繋がっている出来事や出会いを軸にしたエッセイ22編で綴った1冊です。(原口)
商品情報 |
著者 | 脇田あすか |
サイズ | 130mm × 175mm |
その他 | 66p(片観音) / ソフトカバー |