ロンドン在住のフランス人アーティスト、ジョアンナ・タガダとドイツ人アートディレクター、ティルマン・S・ヴェンデルシュタインが手掛けた、現代のお茶文化を取り巻く空間を探求する雑誌『Journal du The'』(ジャーナルデュテ)。日々の中に穏やかな時間をもたらしてくれる、私たちの生活に欠かせない存在でもある「お茶」について、様々な国や文化、人々を通し教えてくれる一冊。
Chapter4となる本書は、別名「チャノキ(茶の木)」でも知られるカメリア・シネンシス以外の、境界と常識を飛び越えた植物がお茶文化にどのように存在しているか、茶花の実践と歴史を探求するところよりはじまります。他にも多くの特集をふくめ、陶芸家・Angus Suttieによる遊び心あふれる茶器の話、ハーブや自然に基づいた活動を通し、幸福と健康な精神を促進するロンドンの「Hackney Herbal」によるテキスト、フランスの建築家・Charlotte Perriand手掛ける茶室、茶巻きの秘密、日本でのお茶とごはんの短い歴史、Sooji Imが語る韓国茶のこと、塩川いづみによる漫画の新たなエピソードも収録しています。今号もお茶という存在を多角的に知られる豊かな仕上がりに。(韓)
※今号では日本語訳冊子は付属しておりません。予めご了承ください。
商品情報 |
出版 | Poetic Pastel Press |
サイズ | 210mm × 280mm |
その他 | 128P / ソフトカバー |