商品名ナンセンスな問い

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税込 2,200
(税抜¥2,000

商品番号 b_stu161

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「ナンセンスな問いに私は駆り立てられる。
そこには意味など何もないし、問うたところで社会が変わるというようなものでもない。
しかし、しばしば当然と思っているところに風穴を空けてくれることがある。
問わなければ気づきもしなかったことが、初めて目に留まる。
いつもの日常がちょっと違って見えてくる。世界が可笑しさに満ちてくる。
満ちてきたらどうなのだと言われると、困ってしまうが、
困ったなあと言いながら、私は今日もナンセンスな問いを発している。」(本文より)

京都生まれの作家・編集者であり、可笑しさで世界をすこしだけ拡げる出版レーベル「代わりに読む人」代表でもある友田とんさん待望のエッセイ / 小説集。
数学を研究していた著者の目線からみつめる、日常生活にあるさまざまな「問い」。移動中、本を読んでいる最中、散歩している途中…。場面を問わず思いがけず浮かび、気づいたらその姿を消している。そんな答えの出ない波に自ら迷い込み溺れてみたり、尾を掴むように自由な思いを抱え本屋に駆け込んでみることで、どんどんおもしろく輝きを増していく。連作エッセイ「本屋に行く」をはじめ、小説「私の応援狂時代」ほか、数々の媒体に掲載された作品に書き下ろしを加えて単行本化されています。徒然なる日々の輪郭を再認識できる朗らかで快活な一冊。
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商品情報
著者友田とん
出版エイチアンドエスカンパニー(H.A.B)
サイズ四六変型判
その他224P / 上製本

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