47 都道府県の本屋さんを文章とイラストで紹介した『本屋図鑑』は 2013 年に刊行され、本屋さん好きの間で大きな話題を呼びました。そこには、ショッピングセン
ター内の本屋さんや、病院内の本屋さん、駅前の本屋さんといった、私たちの生活のすぐそばにある、なじみ深い「普通の本屋さん」の姿が生き生きと映し出されていたからです。
その刊行から 9 年、長く品切れていた『本屋図鑑』に、新規取材 8店をはじめとする新規原稿と、『本屋会議』で好評だった記事を加えた1冊が、この『定本 本屋図鑑』です。
日本の本屋さんの歴史がわかる「本屋さんの歴史」、「本屋さんの五〇年」といった本格的な文章から、「町の本屋さんの一年」「知っておきたい本屋さん用語集」といったライトな文書まで、この 400 ページの大著を読めば、本屋さんの魅力がとことんわかります。永久保存版のつもりで制作しました。
-夏葉社 書籍案内より