日本文学の数々を、漫画に描きおこした7篇の作品集。
キュッと胸を締めつける切なさ、心地よい風、底知れない深淵に足を踏みいれたような怖さ…味わい深い言葉が、しなやかな線になって吹き抜ける。
知っている作品も、知らなかった作品も、まるで新しい景色をみせてくれます。
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眩しい言葉 涼しい描線
漫画で新たに書き出す清冽な文学作品7篇。
「夕日の国」「小さいやさしい右手」安房直子
「金の輪」小川未明
「こうちゃん」須賀敦子
「ごびらっふの独白」草野心平
「ひとつの火」新美南吉
「注文の多い料理店 序文」宮沢賢治