ひとふでがき作家でありながら、靴下ソムリエとして靴下のデザインを手がけるminaco sakamotoさんによる作品集。本書タイトルである「365×10×1」は、「10年間・1日1枚・毎日描き続けた」という意味を持ちます。minaco sakamotoさんが2011年から10年にわたり描き続けてきたひとふでがき作品を厳選し、収録。大人になって絵を描きたいと思い立ち、人生のステージを変えながらもどのようなことを考え、どのようなモチーフを描きつづけてきたのか。動物園で目にした動物、人々の背中、初夏の花々…。グラフィカルかつのびやかな線で描かれた300点を日記のようなコメントと共に紹介しています。
どんなにささやかなことであっても、毎日継続し行うことで確実に変化を遂げながらも熟達していく、という気づきを与えてくれます。