商品名水中で口笛

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税込 1,870
(税抜¥1,700

商品番号 b_yom119

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「水中では懺悔も口笛も水あぶく やまめのようにきみはふりむく」
「離れつつあるがなかなか視界から消えない晩夏のヤクルトレディ」
「平成が終わるからって塩むすび 儀式があればなんでも終わる」
(本文より引用)

『わたしを空腹にしないほうがいい』でお馴染みの盛岡の歌人・くどうれいんさんによる初の歌集。
同市出身の歌人である石川啄木の命日(4月13日)にあわせて刊行された本書は、工藤さんが短歌を綴り始めた高校時代から、仙台の大学生活を経て社会人となり、再び故郷に暮らす現在までの10年間の316首を四つの章におさめ収録しています。夜の海、冬の銀だこ、夏の日の一瞬、震災があった日…。奇妙かつおもしろく、どこか懐かしい。生活にあたりまえに存在する風景がくどうさんならではの目線に沿って切り取られ、心を撫でるような言葉たちでひとつひとつ丁寧に綴られています。みずみずしい感性が光るとっておきの一冊。ぜひお手にとりじっくりとご覧ください。
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商品情報
著者くどうれいん
出版左右社
サイズ135mm × 195mm
その他206P / ハードカバー

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