福岡で小中高生たち約160人が学ぶ教室「唐人町寺子屋」を開校して20年、学びの現場で数多くの子どもたちと向き合い、親子との対話を重ねてきた著者。えこひいきする先生、子育てに自信のない親、虐待、言葉で伝わるという思い込み、スマホ依存…。現代の親子が抱える多様な問題を、リアルな事例で紹介すると共に、時おり音楽や小説、詩を引用し、子どもたちの生き生きとした語りを交えて描きだします。
子どもが直面している事象へ向き合う言葉を与え、歩み寄る。子ども、親、そして家庭、教室、子どもを取り巻くすべての環境へ。大人は子ども時代を思い出すように、もう一度子どもに出会い直す。親子の新しい対話の形を提示する一冊です。
商品情報 |
著者 | 鳥羽和久 |
発行 | ナナロク社 |
サイズ | 四六判変形 |
その他 | 272P / ソフトカバー |