奇想の絵本作家、エドワード・ゴーリー。その恐ろしく、奇怪な作品は数え切れない読者を虜にしてきました。ゴーリー自身が愛してやまない怪奇小説12篇を集めた、なんとも贅沢なアンソロジーブックです。ゴースト、犯罪、ミステリー、悪趣味ギリギリの選りすぐりの名作をご賞味あれ。各作品にゴーリー書き下ろしの挿絵付き。
【収録作品】
「空き家」A・ブラックウッド / 「八月の炎暑」W・F・ハーヴィ / 「信号手」C・ディケンズ / 「豪州からの客」L・P・ハートリー / 「十三本目の木」R・H・モールデン / 「死体泥棒」R・L・スティーヴンソン / 「大理石の躯」E・ネズビット / 「判事の家」B・ストーカー / 「亡霊の影」T・フッド / 「猿の手」W・W・ジェイコブス / 「夢の女」W・コリンズ / 「古代文字の秘宝」M・R・ジェイムズ