スウェーデンの画家、マックス・ワルター・スワーンベリと娘のロースマリーの2人展が、東京・恵比寿のLIBRAIRIE6にて開催中です。(〜2019年10月25日)スワーンベリの日本での展覧会は43年ぶり、娘のロースマリーは日本初紹介。澁澤龍彦が著書で最も愛した画家のひとりとして紹介したスワーンベリの作品は、女性の姿態が、鳥や魚、獣たち、さまざまな装飾的なモチーフと混り合い、奇妙でエロティックな生きものと化して、見る者を甘美でノスタルジックな世界へと誘います。ブックデザインは、佐野裕哉。全ページ薄いブルーと墨インクの2色で構成され、北欧の静謐で冷たい白夜を喚起させます。詩と絵が見事に調和した美しい詩集を、ぜひお手元でご覧になってください。 ロースマリーの作品が掲載された瀟洒なミニ冊子付き。500部限定。