「折る」、「曲げる」、「切る」、「組む」・・・。紙を自在に操り変型させグラフィカルな造形美を生み出す、手仕事とデザインの関係性を提示してくれる名著。レイアウトを田中一光が、序文を原弘が、そして写真を二川幸夫が、と説明すればこの本が特別な存在であることはおわかりになるでしょう。巻末には制作のための、説明ページもあり。函入り、箱に汚れはございますが、本体には目立ったダメージなく良い状態です。
著者:尾川宏 / 出版社:求龍堂 / 180mm × 270mm / 170P / 函入りハードカバー / 1967年発行 / G