長年「週刊新潮」の表紙を飾り続けた谷内六郎による、表紙集であり文庫版の作品集。その透明な童心、どこか陰りを帯びたメランコリー、昭和の少年少女の風景を描きながら、描き手の心の奥深くを照らし出す独特の子どもたちの姿。そのどれもが、いつ見ても懐かしさと新しさに満ちています。こちらは「展覧会」の「春夏秋冬」に加え「夢」、横尾忠則が編集した「谷内六郎の絵本歳時記」も加わったシリーズの全6冊セット。ぜひこの機会にご覧ください。
*以前パラフィン紙がダストジャケットの袖部分に糊付けされていたようで、それを剥がした痕が各ジャケットに若干残っておりますが、本文をお楽しみいただくのには問題ございません。そのほか経年により若干のくたびれは生じていますが、概ね古書として標準的な状態です。ご了承頂けますようお願いいたします。