牛乳パック、フィルムケース、果てはマヨネーズのキャップまで。これ、すべて花を飾ったり育てたりする事ができるものたちです。どんなに奇妙でもどんなに小さくても、かわしまよう子さんの眼鏡にかなったものばかり。豆盆栽よりも更に小さく、そして廃物を利用したエコロジーの心に満ちた愛らしい花器たちを見ていると、無性に嬉しくなってしまいそうです。美しいジャバラ式で出来た、写真と言葉の冊子です。
※単行本『草かざり』(ポプラ社)の原型となった冊子です。
著者:かわしまよう子 / 105mm x 148mm / ジャバラ式22P