青春時代を戦争に奪われ、その悔しさこもった鋭い詩の数々。ただ、それらの詩に共通するのは、街角の虚しさを見つめ、救うような言葉だということ。聖母でも戦士でもなく、ただ社会のひとりとして、奪われたものとして、悲観に走らず、未来にむかうまなざしが光る一冊。
またこちらは生誕100年を記念し、minä perhonenの図案でくるまれた特別な仕様となっております。(原口)
minä perhonen 特別カバー
「kivi」 キヴィ:フィンランド語で「石」
窯の中で焼かれたたくさんのパン。自然と対話しながらくる日もくる日も窯と火に向き合う職人たち。ありったけの愛情が込められ仕込まれたパンが、窯の中で焼き上がるのを楽しみに待っています。そんなパンの記憶が窯に染み付き、今日もまたその時を刻み続けます。「つくり続ける」という意思を、確かにするように。
-ミナ ペルホネン公式サイトより
著者:茨木のり子
発行:岩波書店
サイズ:148mm × 105mm / 文庫
その他:124p / minä perhonen 特別カバー付き