生前、詩作について深い交友があった谷川俊太郎さんによる、茨木のり子さんの詩群。世評の高い作品でも、谷川さんの眼で見て代表作に足りないと判断したものは選から外し、時に読者の意見に耳を傾けながら、好き嫌い、批評という軸に頼りすぎずとも向き合って選ばれた、言葉の背骨を感じる一冊です。巻末には大岡信との対談「美しい言葉を求めて」、小池昌代「水音たかく――解説に代えて」を収録。
またこちらは生誕100年を記念し、minä perhonenの図案でくるまれた特別な仕様となっております。(原口)
minä perhonen 特別カバー
「piha」 ピーハ:フィンランド語で「庭」
柔らかな色を柔らかく揺らす小さな花たち。透けるような花びらに光が透過している。この地に咲いたことを喜び合い、風になびいている。
-ミナ ペルホネン公式サイトより
著者:茨木のり子
選者:谷川俊太郎
発行:岩波書店
サイズ:148mm × 105mm / 文庫
その他:398p / minä perhonen 特別カバー付き