「グランド・ブダペスト・ホテル」「ダージリン急行」などで知られる映画監督の鬼才、ウェス・アンダーソン。
個性豊かな登場人物、独特の緩急で繰り広げられる小気味よいテンポのストーリー、特徴的な構図…彼の作品を語る切り口は数あれど、一番印象的なのはポップで美しいカラーが目を惹く映像美ではないでしょうか。
観る者の視覚を釘付けにし、脳裏に焼き付けるシーンは、どこを切り取ってもまるで絵画のように美しい。映像世界に私たちを惹きこむ、言葉以上に雄弁な色の魔法。
本著ではこの配色術をテーマに、ウェス・アンダーソンの17作品を紹介。印象的な99の名場面から抽出したカラーパレットとともに、その独特の色彩が作品に果たす役割を丁寧に解説した、ファン必携のビジュアルブック。映画の中に登場する絶妙なカラーはそれぞれのRGB・CMYK値も紹介されているので、デザインをされる方にもおすすめの一冊です。(上田)
著者:ハンナ・ストロング
訳:石田亜矢子
発行:グラフィック社
サイズ:153mm × 204mm(A5変形)
その他:176P / フルカラー / ソフトカバー