創造することは
無からなにかを生みだすこと
まぼろしをうつつにすること
ゆさぶられるあわい記憶
ひらめきの春風
小鳥のはばたく光
天使の裳裾にふれている
無限のなつかしさ そのけはい
(「創造する、生きること」より)
西尾勝彦さんが2022年に私家版として制作した『白い火、ともして』。創作活動に取り組む人たちの支えとなることをねがって書かれた連作詩です。
長らく絶版となっていましたが、このたび七月堂より書籍化されました。
つかみどころのない、やわらかい春風のような言葉たち。けれど、その言葉を受け取るたびに、身体の内側がじわりと熱を帯びていく。
静かに、けれど確かに宿る、ともしび。
表紙と背表紙の「火」の字には、パール箔が施されています。どんな色にもなれるように、という思いが込められた美しい装丁。
自分らしく、創造的に生きるすべての人を、優しく包み込んでくれる一冊です。(嶋本)
著者:西尾勝彦
発行:七月堂
サイズ:105mm × 135mm
その他:73p