「何も信じられないときは信じないままでいいよ
今はそのことが君にとっての君が君を守るすべなんだ きっと」
存在や人間についての考察を重ね、絵、言葉、デザインなど、さまざまな表現で制作を行う作家、中村菜月さんの作品が届きました。
こひつじたちの言葉を拾い上げるたび、胸に広がるのは、やわらかく、けれどたしかな痛み。
ページをめくりながら、これは私の言葉でもあるのかもしれない、と気づいたとき、涙が溢れて、なんだかすごく清々しい気持ちになりました。(嶋本)
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ぽつぽつと漂流させていたこひつじたちの会話を、あつめて そばにいられるかたちにつくりました
この本がとおくとおくへ届くことを願い、英訳をつけてもらいました。日本語で曖昧に語られること、逆を言えば、英語では明確になってしまうこと を、英訳してもなお曖昧さを保つ、ということを大切にしました
わたしたちは不確かなままでいいから
手の中におさまる、持ち歩ける ということを大事にしました。いっしょに、それとも、代わりに、ぼろぼろになれますように
-版元インスタグラムより
作:中村菜月 訳:石川祥伍、小野 光 協力:本と音楽 紙片 印刷・製本 博勝堂 装丁:平林美咲(紙作室そえがき)
サイズ:148mm × 105mm
その他:242p / 小口角丸加工