1968年刊行の幻の<初作品集>を完全復刻。
「何という無礼な芸術であろう。このエチケットのなさ! しかし、これらの明るい色彩に包まれたやりきれない暗さの底には何かしら厳粛なものがある」
「横尾氏の作品を、狂人の芸術から救っているのは、彼の、外部への関心である」
-三島由紀夫の序文
日本デザインセンター時代の代表作、旭日模様を用いた「TADANORI YOKOO」「腰巻お仙」などの名作ポスター、ピンクガール・シリーズ等々、若き横尾忠則の才能が凝縮された一冊。
また、寺山修司、和田誠、田中一光、高橋睦郎の横尾忠則評伝も収録し、その他貴重なポートレートや家族写真等も掲載。
※掲載作品の英文解説付録つき
(原口)
監修:横尾忠則
編集:粟津潔
発行:TWO VIRGINS
サイズ:200mm × 292mm
その他:132p