困ってる人文編集者の会、通称「こまへん」。
筑摩書房・柴山浩紀さん、KADOKAWA・麻田江里子さん、晶文社・竹田純さんの会社という枠を超えた３人の人文編集者たちを中心に、デザイナーやイラストレーター、書店員という、出版業界の人々が集まり、日々の困りごとを語らう目的で制作された1冊。
冒頭より早速、現役の人文編集者である3人の「2024年上半期ベスト本と、そのおねがいについて」という鼎談から始まる本書。
編集者の仕事の大半は”依頼”すること、つまりおねがいによるものという切り口ではじまる今回の特集は”おねがい”。
「おねがいは世界を広げる」、「おねがいはしたくない」、「ルビをふる仕事」などなど、テーマによる各自の「おてあげ！」と言いたくなるようなことを綴ったエッセイや鼎談、地方文学フリマのレポートや個人的な日記など、本にまつわる仕事人たちの苦労や記録など、バラエティ豊かな1冊です。（原口）
著者：山浩紀／麻田江里子／竹田純／竹田信弥／七竈／�皸羂Α榛監８音辧真硬陳勝親�枝大／飯田正人
発行：困ってる人文編集者の会（柴山浩紀、麻田江里子、竹田純）
サイズ：148mm × 210mm
その他：93p / 並製本
