インターネットのことを「広大で大規模なアルバム」と呼び、その果てしない穴の底を潜り見つけた写真同士の文脈を見出したり、カテゴリーごとに整理することに時間を割いてきたオーストラリアの写真家・Patrick Pound(パトリック・パウンド)の作品集。膨大なコレクション群から選ばれた新聞や映像のアーカイブ、素人によるスナップなど、プライバシーの境目が曖昧になる「外から見た窓」を中心に構成。ポーズをとる俳優、風にあたる人、寄り合う家族、窓のある情景から浮かび上がる人々の物語の一部と断片。ひとつの鏡であるかのように、感傷的なものを超えて今の私たちの生活に語りかけると同時に、写真技術の進化の過程までを辿る貴重な一冊。(韓)
商品情報 |
写真 | Patrick Pound(パトリック・パウンド) |
出版 | Perimeter Editions |
サイズ | 200mm × 280mm |
その他 | 112P / ソフトカバー |