手織り作家・寺田靖子さんによるブランド、"what is there"(旧:atelier KUSHGUL)。日常で使う布製品の提案としてストールやバッグ、小物など、温かみのある作品を仕立てられています。
こちらの手織りのマフラーは、オーストラリア大陸の南東海上に位置する、自然豊かなタスマニア島で小規模ながら有色ウール専用の牧場で飼育されている、希少なナチュラルブラックウールを使用。有色羊の中でも最も細い部類のウールになっており、羊本来の風合いがありつつも、肌触りよく繊細でしなやかです。そのウール糸を縦横に掛け合わせて組織織りにすることで、織り目を詰め過ぎず色合いと表情に奥行きの出るふっくらとした厚みのある仕上がりに織り上げました。手織りのしっとりとしたやわらかな肌触りは、ウールのちくちくとした感触が苦手な方にも。冬の冷たい風から首元をやさしく守ってくれます。
ふっくらと厚みのある生地は、どんな色にも合わせやすいベーシックカラーも嬉しいポイント。首元に巻きやすいコンパクトなサイズ感なので、色々な巻き方をアレンジしてお楽しみください。(岡本)
・お手入れについて
1.デリケート洗い用の中性洗剤を、水またはぬるま湯によく溶かしてください。
2.マフラー&ショールを入れ、やさしく軽く押し洗い。その後、2回ほど水をかえ、すすいでください。
3.軽く手で絞り、洗濯機で約1分間脱水。
4.平らなテーブルなどに広げ、カーペットローラーで全体・房部分をやさしくコロコロ。(表面の埃が取れ、程よく起毛し布地が整います。)
5.物干し竿に直接広げ、陰干ししてください。
※肌触りやさしく織り上げているため、摩擦により毛玉(ピリング)が発生しやすくなっています。毛玉ができた場合は引っ張っらず、ハサミで一つ一つ取り除いて下さい。お手入れをしながら使い続けていただくと、より肌馴染みよく育っていきます。
※ひとつひとつ手作業で仕立てられているため、それぞれサイズや織り柄の入り方が微妙に異なります。手仕事の味わいとして楽しんでいただけますと幸いです。
【what is there】
手織り作家・寺田靖子さんのブランド。日常で使う布製品の提案として、手織りのストールやバッグ、小物など、温かみのある作品を仕立てる。2023年、京都・四条烏丸のセレクトショップ「Mustard」から大阪・貝塚へ拠点を移し、屋号を「atelier KUSHGUL」より「what is there」(”そこにあるもの”)へと改める。
サイズ:215mm × 1500mm(房を含まず)
※縮絨の具合によって、それぞれサイズがやや異なります。
素材:ウール100%
その他:手織り