毎号世界の著名クリエイターや文化人の居住空間を紹介するスペイン発のインテリアマガジン『apartamento』。第29号の表紙を飾るのは、ニューヨークに長く拠点を置き活動するアメリカ人アーティストであり陶芸家のアリス・マックラー(Alice Mackler)。1979年より変わらず住み続けている自宅を、同じくニューヨークを拠点とするフォトグラファーのヘザー・ステン(Heather Sten)が撮りおろし、彼女へのインタビューを写真家、ライター、スケートボーダーであるジョッコ・ウェイランド(Jocko Weyland)が担当しています。
他にも、中東料理や人類学を専門とするエジプト系イギリス人作家のクラウディア・ローデン(Claudia Roden)、様々な分野で活躍する韓国人デザイナーのミンジェ・キム(Minjae Kim)、アメリカ人フォトグラファーのデュアン・ミカルス(Duane Michals)、ポルトガル人建築家のアルヴァロ・シザ(?lvaro Siza)、ニューヨークを拠点とする建築家のソルヴェイグ・ファーランド(Solveig Fernlund)、イタリア人シンガーソングライターであるジョアン・ティーレ(Joan Thiele)、韓国人アーティストのチェ・ビョンフン(Choi Byung-hoon)、イタリア人フォトグラファーのマルコ・グラヴィアーノ(Marco Glaviano)、アメリカ人シンガーのシドニー・ローレン・ベネット(Sydney Loren Bennett、通称: Syd)、スペイン人アーティストのアルバロ・マツキシンバレナ(?lvaro Matxinbarrena)、ドイツ人ヴィジュアルアーティストのサラ・オートメイヤー(Sarah Ortmeyer)、アメリカ人アーティストのクンレ・マーティンス(Kunle Martins)、エジプト・シワ・オアシスのエコロッジ「Adr?re Amellal」のオーナーであるムニラ・ニーマタラ(Mounir Neamatalla)、医師としてのキャリアを持ちながら、マグダレン・オドゥンド(Magdalene Odundo)などの陶芸作品を収集するブライアン・ハーディング(Brian Harding)に関する記事など、今回も読みごたえのある内容。
紙面の撮影にはライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)やジェイミー・ホークスワース(Jamie Hawkesworth)、クエンティン・デ・ブリエ(Quentin de Briey)といった有名フォトグラファーが参加しています。
毎号異なるデザインで彩られる背表紙の絵柄は、イラン・テヘランを拠点として活動するアーティスト、レザ・シャファヒ(Reza Shafahi)が描いたもの。プロレスラー引退後、72歳の時に自身の息子でありアーティスト仲間でもあるママリ・シャファヒ(Mamali Shafahi)がきっかけで絵を描き始めており、両者揃っては初となるインタビューも収録。