わるい人から身を守るためには、「おかしい」と「うそ」に気がつくことが大切です。
成長の過程でわかるさまざまな事も、ちいさな子供のうちには想像に足りないことがたくさんあります。こちらの絵本はショッキングな表現を避けながらも、子供の認知を助ける絵本です。知識は良質な知恵となり、もしもの時、思考の助けになるヒントが描かれています。
また、巻末に「おうちのかたへ」というページがございます。こちらは大人向けに、どういう知識をもっておくことが大切なのか書かれてあります。
大切なことを伝え、大人と子供をを守るための1冊です。
<収録されているお話>
・デパートでまいごになった男の子の話。
・公園で知らない人に「おじさんの車で一緒に行こう」といわれた男の子の話。
・マンションの通路でぶつかったおじさんに、いやなさわられ方をした女の子の話。
・家族旅行中、ホテルのゲームコーナーで「すごいゲーム があるよ」と知らない人の部屋に引っ張りこまれそうになった男の子の話。
・どうしたらわるい人から身をまもれるか、お父さんと話す女の子の話。
・親戚のおじさんの家で服をぬがされ、いやなゲームをさせられた女の子が、友だちのはげましでお母さんにそのことが言えた話。