世界がみえてくる本。
本書は、ウクライナの絵本ユニット、ロマナ・ロマニーシンとアンドリー・レシヴによる、見ることをめぐるユニークな科学絵本。目という感覚器官、鏡やメガネ、顕微や望遠レンズと見ることの歴史、ピクトグラムや点字の発達、錯視やアート、美学と見ることについて。視覚にかかわる様々な事象や文化を紹介しながら、文字通り見ることを通じて「発見」する世界の豊かさを表現します。蛍光色のカラーリングと多様なグラフィック、見開きごとにトピックを様々に旅するような構成で、単純な行為に折りたたまれた世界の奥深さと驚異をわかりやすく伝えます。アートやデザインにかかわる人々はもちろん、大人も子どもも「見て」楽しんでいただきたい一冊です。
本屋の特集一覧
| |