編集者、作家、そして気骨の読書人として歩み続ける異才の人・津野海太郎が考える本のこれまで、そしてこれから。紙の本の始まりから80年代の電子本の黎明期を経て現在へ。自身の本づくりと読書体験から生まれてくる「本に携わり続けた」人間の体感と実感を伴った肉声が自由闊達に本書では語られています。本を刊行するという社会的行為、そして個人的体験である「読書」というものの間に横たわるもの。それらを流通し、販売する人間たちの声も伴いつつ、編集グループSUREらしい座談という形を借りて、本というものの持つ力とこれからたどるであろう道筋を真摯に考えた一冊。座談には、作家・黒川創、クレイン代表・文弘樹、ツバメ出版流通・川人寧幸、テキスタイル作家・吉沢美世子、恵文社一乗寺店スタッフ・能邨陽子、SUREからは北沢街子、滝口夕美が参加。
商品情報 |
著者 | 津野海太郎 |
出版社 | 編集グループSURE |
サイズ | 128mm x 188mm |
ページ数 | 160P |
その他 | ソフトカバー |