自らの子育ての日々を通し「わたし自身のものさしをみつける」と「子どもと一緒のスローな暮らし」をテーマとして、藤田ゆみさんを主催にスタートした「くらすこと」。その多岐に渡る活動や、女性として、母として過ごすなかで気付いたことを共有したいという思いから、『くらすことの本』は創刊されました。暮らしや食、 からだとこころ、こども、教育など、身近で大切な事柄に目を向け、「今を生きるわたしたちの新しい智慧」として提案します。
全国から生徒が通う「料理教室森田」。野菜を命として扱う独自のメソッドについて、セラピストのオガワジュンイチさんを聴き手に言語化する「料理綺譚」が巻頭特集です。加えて、児童文学の傑作『エルマーのぼうけん』の著者ルース・スタイルズ・ガネットさんへの取材や、『オニババ化する女たち』の三砂ちづるさんに、結婚も出産も仕事もあきらめず、幸せに暮らす道についてお話を伺うインタビューなど。知識に頼る正解ではなく、くらすことについて向き合い考えるヒントを与えてくれる、年2回発行の雑誌です。