『しょうぼうじどうしゃじぷた』の挿絵でもおなじみ、乗り物絵本の第一人者・山本忠敬によるのりものづくしの作品群がこちら。「はたらくじどうしゃ」と題して、工事や輸送の現場などで働く車両をその精密かつ味わいのあるタッチで描き、シンプルながら的確な解説をつけた、乗り物絵本好きの子どもにはたまらない名作です。働く車は本当にかっこいい。そして70年代に刊行された本書の持つそのどこか懐かしい佇まいや色使いは、読んであげる大人の心をもくすぐるでしょう。「こうじばのくるま」「まちなかのくるま」「はこぶくるま」「しょうぼうじどうしゃ」とそれぞれのテーマに分かれた全4冊をセットで。乗り物好きのお子さんへのプレゼントとしても最適です。