国内の作品ではまず見かけないような、思わず目を奪われる鮮やかな色彩。少し掠れたような、版画調の絵が可愛らしいポルトガルの絵本。おちゃをしたり、芝生の上でランチを食べたり、ピラティスやドイツ語を習ったり…。自分がしたいことをしたい時にする、そんな毎日を楽しんで暮らすおじいちゃんの姿に、どうしようもなく憧れていまいます。時間に追われて暮らす会社勤めの隣人、ライトさんとの対比が、これまた面白い。翻訳はソール・バスなど海外のハイセンスな絵本をこれまでにも紹介してきた松浦弥太郎さんです。
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