雪の美しさに魅せられ、その生涯を雪の研究に捧げた物理学者・中谷宇吉郎。北海道に根づいた研究をすすめ野外での研究にとどまらず、部屋の気温や湿度を変化させ、自在に雪の結晶の生成にも成功しました。こちらは雪の魅力、科学の愉しさを語った21編を収録したエッセイ集です。師と仰ぐ寺田寅彦、交流の深かった湯川秀樹ら、科学者との交流についても語られています。岩波少年文庫から中学生以上に向けて編まれていて、難しい漢字にはルビが振ってあります。編者は自身も宇宙、天体物理学者の池内了さんです。
商品情報 |
著者 | 中谷宇吉郎 |
発行 | 岩波書店 |
サイズ | 120mm × 172mm |
その他 | 285P/ソフトカバー |