商品名フードスケープ 図解 食がつくる建築と風景
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税込 3,300
(税抜¥3,000

商品番号 b_se332

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私たちの食卓に並ぶ「食」。野菜や加工食品など、ラベルを通し生産地や生産者の名前を目にすることはあれど、生産の現場そのものや背景を想うことはむずかしい。本書で紹介されるのは、人々の暮らしを支え、変化を遂げながらも在りつづける自然を活かした「食の風景」。生ハムの熟成を進める霧を発生させる煉瓦造の熟成室、冷気からぶどうを守るために熱を蓄える石積み畑、バルサミコ酢を酢酸発酵させる環境を保ち、風通しをよくするパーゴラ(庭や軒先などに設ける格子状の棚)や窓を持つ発酵・熟成室、火山に建つ、トマトを乾燥させるための軒…。人工的に建てられた工場のようなブラックボックスとは異なり、野菜や菌が無事に育つための風、湿気、温度それぞれを考慮し意匠を凝らした建築物はいずれも美しく、自然と食と人間のつながりをも紐解いてくれます。食品の加工に至るまでの調理工程や、小屋や蔵などが立つ村の歴史や環境についてのテキストを仔細な図解を交えながら収録。巻末には日本のフードスケープの紹介、食コラムと共に、藤原辰史さんや塚本由晴さんとの対談も。食品生産と建築の関係を探究する研究者・正田智樹さんによる至高の一冊。(韓)
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商品情報
著者 正田智樹
出版学芸出版社
サイズ105mm × 210mm
その他223P / フルカラー

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