これまで論じられてこなかった、日本全国の本のある場所。
どの都道府県にもあり、慣れ親しまれている「ブックオフ」。しかし、本屋好き同士の会話で、その名前を聞くことはほとんどありません。業界からの敵視、あるいは軽く扱われてきた、知っているし、使ってもきたけど、語られてこなかった微妙な距離にいる存在を語る一冊。腹を割って自由に話す。元々は「ともだちのような本」を目標にする夏葉社内のレーベル「岬書店」から発行された一冊。岬書店版は発売後瞬く間に完売、要望を受け、あらためて夏葉社から新装版として刊行。新装版では、本書のデザインを手がけた横須賀拓さんと島田さんの対談を新たに収録、外カバーありの仕様に変わっています。

執筆陣：武田砂鉄、山下賢二（ホホホ座）、大石トロンボ（マンガ）、小国貴司（BOOKS青いカバ）、Z（せどらー）、佐藤晋（ドジブックス）、馬場幸治（古書ビビビ）、島田潤一郎（岬書店）