青森県西部、津軽地方の農村に暮らした女性たちの針仕事から生まれた、幾何学模様の刺し子「こぎん刺し」。その繍技は、趣味、芸術、生業として現代にも受け継がれています。実に多くの人がこぎんに魅せられ、きょうもどこかで刺している。そんなこぎん刺しの歴史を掘り起こし、一人ひとりの物語を訪ね歩き、その魅力を伝える”こぎん刺しの雑誌”。こぎんの故郷・津軽の出版社より年に1回発行されています。
第4号では、江戸末期から明治期かけて作られ、現存数が極めて少ないとされる、藩政時代のボーダーファッション「三縞こぎん」を特集。青森県内での所蔵が確認された全29点を掲載。繕い、染め直し、リメイクを施されながら大切に受け継がれてきた貴重な資料とともに、三縞こぎんの世界を探求します。「首都圏こぎん事情」、古作こぎんのコレクションを図案とともに紹介する「石田家archives」など、連載も充実の内容です。
商品情報 |
著者 | そらとぶこぎん編集部 |
発行 | 津軽書房 |
サイズ | 148mm × 210mm |
その他 | 76p/ソフトカバー |