ペーテル・エクベリ『自分で考えよう』(晶文社)、ロン・リット・ウーン『きのこのなぐさめ』(みすず書房)など、フリーランスの北欧語翻訳者、枇谷玲子さんが個人出版した「北欧フェミニズム入門」。J・S・ミル、ヴァ−ジニア・ウルフをはじめ、近年の刊行のものまで、未邦訳作品も含めたブックガイドであると同時に、翻訳家の目線から日本の出版業界について語られた一冊です。「教育を受け、職を持ち、自分でお金を稼ぐ権利」「参政権」「身体の自己決定権」など、これまでフェミニズム運動が求めてきた権利を数々の本と一緒に解説します。
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