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商品名あいたくて ききたくて 旅にでる

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税込 2,970
(税抜¥2,700

商品番号 b_oth112

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東北の山の村や海辺の町を歩いて、民話を求める旅を50年ものあいだ続けてきた「民話採訪者」、小野和子さん。幼少期に経験した戦争と敗戦後の教育の変化を目の当たりにし、信ずるにたるものを求めた彼女はやがて、物語の世界の深みと底辺の暮らしの健気に支えられた「民話」の世界に出あい、以来、「喉の渇きを潤してもらいたくて」一軒一軒の戸を叩きながら「民話」を乞う旅をはじめます。
本書は、小野さんがこれまでに記してきた採訪日記を軸に、実際に語られた民話、文献や手紙など、さまざまな性質のテキストを含みながら、50年におよぶ旅で出あい見聞した「民話の足もとで見え隠れしたもの」を収めた一冊です。語り継がれてきた話からその場で立ち上がった回想や体験談まで、訪(おとな)う彼女に土地の人々が全身で語った、抜き差しならない状況からうまれた「物語の群れ」。その一つ一つには、ユーモアと祈り、人間の光と闇、暮らしのなかで磨かれた感性と知性と想像力が宿っています。聞くこと、物語ること、死者たちを思うこと。膨大な旅の日々の記録と記憶から収められた十八話は、先行きの見えない困難な現在のなかで、過去に耳を澄ませこれからの生き方を模索するすべての人々の足元を照らすことでしょう。
継続的に東北地方に関心を向け、小野和子さんともそれぞれに交流を持つ濱口竜介、瀬尾夏美、志賀理江子の三者による寄稿も収録。丁寧な文字組みをはじめ、シンプルながら美しい造本設計は大西正一。
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商品情報
著者小野和子
出版PUMPQUAKES
デザイン大西正一
その他A5変形 / 368P / ソフトカバー

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