絶えずエリート文化と大衆文化の衝突を繰り返し、積み上げられてきたアメリカ文化。その大衆側を代表するショービジネスとしてサーカスがあります。大所帯の一団が広大なアメリカの大地を横断し、地方の住民たちはその来訪を待ちわびる。私たちには安易に想像できないほど、生活に根付いた独特の文化。こちらはその歴史を追い、底辺からアメリカ文化を解説した一冊。子供達のサーカスへの憧れは古典作品ではよく描写されていますが、その中でも米文学の基礎ともなったマーク・トウェインらの作品理解に役立つ名エッセイです。解説、佐藤良明。
商品情報 |
著者 | 亀井俊介 |
発行 | 平凡社 |
サイズ | 100mm × 150mm |
その他 | 375P/ソフトカバー |