アンドレ・ブルトン没後50年記念出版シリーズの第4弾は、ブルトンが自らの死期を悟った頃に書かれたもののなかで、最も貴重と思われるエッセイ、インタビュー、愛読書リストに加え、彼が賞賛・発見した知られざる22名の画家と作品をカラー図版で紹介、さらに、克明・詳細な年譜を加えた画期的編集本。写真図版約160点を収録した500部限定保存版。

本書は、主に晩年のアンドレ・ブルトンに焦点を当て、さらに詳細な年譜を付すことにより、没後50年を機に、人間アンドレ・ブルトンの姿を明るみに出し、その思想と行動、情熱と信念と託された遺志を、後世に伝える端緒となるよう編纂した。（解題より）