「1956年10月、45歳の香月泰男は初めてヨーロッパに旅立った。この旅で自分の行き方に自身を深めた彼は帰国後シベリヤシリーズの創先にとりかかった。それから10年後に渡米、さらに1971年にはタヒチに遊んだ」(挟み込みチラシより)。香月泰男の軽やかでのびのびとしたスケッチを、スケッチブックそのままの体裁で造本した、ファンにはたまらないシリーズです。画家の足跡を辿れば、観るものも旅に誘われるような気持ちに。外箱、厚紙ケースにそれぞれ破れ、角打ちなどの傷みあり。
出版社:求龍堂 / 330mm × 290mm、420mm × 290mm、330mm × 290mm、330mm × 290mm / 各12枚リング綴じ / 1972年発行 / DG