大胆でゴージャス、野蛮で高貴な写真をたくみに操り、1980年代という時代のビジュアルイメージを決定づけたアートディレクター、石岡瑛子。本書は80年代に至るまでの助走ともいえる、PARCOや角川書店、展覧会に演劇などメディアを超えたディレクションの軌跡を記録した重量級、感覚に訴えてくる1冊。角川春樹、黒澤明、松岡正剛、イサムノグチほか、本人による作品解説も充実。とにかくそのビジュアルに圧倒されてください。特に目立ったダメージなし。
出版社:求龍堂 / 300mm × 345mm / 239P / ハードカバー / 1983年発行 / G